韓国MERSは「大規模感染」 WHO調査団指摘、4次感染も


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 【ソウル共同】韓国で拡大している中東呼吸器症候群(MERS)コロナウイルスの感染の実態を調べていた世界保健機関(WHO)と韓国政府の合同調査団が13日、世宗で記者会見し、韓国での流行は大規模かつ複雑で、今後も感染者が増える可能性があると指摘した。

 合同調査団は「防疫措置はある程度効果を上げているが、感染終息には時間がかかる」とも述べた。
 韓国保健福祉省は13日、新たに12人の感染を確認。うち男性(70)は、中東から帰国した韓国最初の患者から2人を媒介した「4次感染」だったことが初めて確認された。
(共同通信)