口永良部島が再び噴火か 16日から地震増加傾向


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 気象庁は18日、鹿児島県の口永良部島で午後0時17分、噴火が発生したもようだと発表した。天候不良で噴煙の状況は不明としている。その後も噴火が起き、連続的に発生しているとみられる。

 口永良部島の新岳は5月29日に爆発的な噴火が発生。気象庁によると、その後は噴火が止まった状態としていたが、6月16日午後4時ごろから火山性地震が多い状態となっていた。回数は16日が10回、17日が31回。18日は午前9時までに7回を観測した。
 気象庁は、5月29日の爆発的噴火の後に、噴火警戒レベルを最も高い5(避難)に引き上げた。島の全住民は島外への避難が続いている。
(共同通信)