【ソウル共同】韓国の中東呼吸器症候群(MERS)感染問題で、韓国保健福祉省は19日、感染者の男性(75)が同日未明に死亡したと発表した。韓国での死者は計24人になった。感染者も新たに1人増え、166人になった。
保健福祉省は同日までに、80人以上の院内感染者が出たサムスンソウル病院で感染が拡大したとみられる5月下旬以降の計12日間に病院を訪問した人に対し、当局への届け出や体調確認をするよう呼び掛けた。
サムスン病院は韓国最大級の総合病院で、この期間の訪問者は5万人に上ると当局はみている。
(共同通信)