【ソウル共同】韓国保健福祉省は22日、中東呼吸器症候群(MERS)に感染した人が同日未明までに新たに2人死亡し、死者は計27人になったと発表した。また21日に3人の感染が確認され、感染者は計172人になった。新たに亡くなった2人は、いずれも80代の男性でがんなどを患っていた。
一方、韓国メディアによると、同国の弁護士が22日までに、政府が初期対応を誤ったため国民が大きな危険にさらされたとして、政府の対応に「不作為と違法」があったことの確認を求める訴訟をソウル行政裁判所に起こした。
(共同通信)