米国49州で同性婚可能に オバマ氏「融和」訴え


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【ワシントン共同】同性婚を全米で認めた連邦最高裁判決を受け、これまで同性婚ができなかった14州のうち、南部ルイジアナ州を除く13州で26日、同性カップルへの結婚証明書が発行された。AP通信が伝えた。同性婚が可能な州は49州へと一気に拡大。法の下の平等を根拠とする歴史的判決が、全米レベルで家族の在り方を変え始めた。

 オバマ大統領はホワイトハウスで演説し「平等を基本原則として建国された米国にとっての勝利だ。われわれは完全な融和へ近づいた」と判決の意義を強調した。オバマ氏は2012年に現職大統領として初めて公に同性婚支持を明言している。
(共同通信)