東証急落、一時500円安 ギリシャ不安で売り膨らむ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 週明け29日午前の東京株式市場は、欧州連合(EU)がギリシャへの金融支援延長を拒否し同国がデフォルト(債務不履行)に陥る恐れが強まったことから市場に不安心理が広がり、日経平均株価(225種)は大幅続落して始まった。下落幅は一時500円を超え、1週間ぶりの安値水準になった。

 午前9時15分現在は、前週末終値比411円19銭安の2万0294円96銭。東証株価指数(TOPIX)は37・67ポイント安の1629・36。
 金融支援が期限の30日で打ち切られギリシャがデフォルトに陥った場合、欧州経済や世界の金融市場に悪影響が及ぶとの懸念が高まった。
(共同通信)