宮森小米軍機墜落 未公開写真を展示 県庁1階で3日まで


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宮森小学校への米軍機墜落直後の写真などを紹介している展示会=29日、県庁1階の県民ホール

 NPO法人石川・宮森630会が主催する「戦後70年 石川・宮森小学校米軍ジェット戦闘機墜落事件から56年―未公開写真展」(琉球新報社共催)が29日、県庁1階の県民ホールで始まった。7月3日まで。

 写真展では、1959年6月30日の同小学校への米軍機の墜落直後に担架で運ばれる児童や、墜落後の戦闘機の残骸など初公開の20点を含む約40点の写真を紹介。当時の様子を伝える新聞紙面なども展示している。
 同会の久高政治会長は「今回は(琉球新報の)紙面で使用されなかった写真も初めて展示している。現在でも基地問題に悩まされている県民が多いが、今日まで続く問題について多くの人が考えるきっかけになればいい」と話した。【琉球新報電子版】