世界遺産生かし地域振興 自民沖縄、鹿児島議員結束


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世界自然遺産を活用した地域振興策などについて語る議連メンバーら=1日、自民党本部

 【東京】世界遺産の候補地となっている「奄美・琉球」の自然を生かした地域振興を推進しようと、自民党の沖縄県、鹿児島県選出・出身国会議員が1日、「世界自然遺産を活かした南西諸島活性化議員連盟」を設立した。発起人の一人、西銘恒三郎衆院議員が会長に、国場幸之助衆院議員が副会長に決まった。

世界自然遺産登録に向けた準備が進められる中、同議連は両地域が結束し、自然を生かした観光振興や地域活性化を図る目的で発足した。
 県関係では他に宮崎政久、比嘉奈津美両衆院議員、島尻安伊子参院議員がメンバーとなった。
 同議連は今後、必要な予算確保や広域連携観光ルートの設定などを政府に求めるために提言を取りまとめる。