安保法案、採決攻防が激化 6日に那覇で参考人質疑


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 安全保障関連法案を審議中の衆院平和安全法制特別委員会は6日、那覇市とさいたま市で参考人質疑を実施する。8、10両日には安倍晋三首相らに対する質疑を予定しており、今月中旬の採決を目指す政府、与党と、「時期尚早だ」と反発する野党の攻防が激化しそうだ。維新の党は8日にも安保関連法案の対案を衆院に提出する方針で、自民、公明両党などとの協議も本格化する。

 那覇市での参考人質疑では、集団的自衛権の行使を可能にする法案の合憲性や、自民党議員の勉強会での沖縄をめぐる発言について、県内有識者から厳しい意見が出そうだ。
(共同通信)