辺野古反対の背景探る VOA特派員が来沖


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戦後70年と辺野古移設問題を取材するブライアン・パッデン氏(左)とコーディネーターで通訳の若林希和さん=15日、那覇市天久の琉球新報社

 米国営放送「ボイス・オブ・アメリカ(VOA)」の在韓特派員ブライアン・パッデンさん(58)が、戦後70年と普天間飛行場の名護市辺野古への移設問題を取材するため来沖している。米軍関係者や辺野古移設に反対する市民を取材する。

 ブライアンさんは「反対行動とその背景、沖縄戦がどのような影響をもたらしているのかをリポートする」と話した。15日は琉球新報社を訪ね、富田詢一社長に反対運動や沖縄戦が県にどのような影響を与えたかなどについてインタビューした。16日は辺野古のキャンプ・シュワブゲートなどを取材する予定だ。
 取材内容は基地問題と戦後70年の2回のニュース番組に分ける。基地問題は1~2週間後、戦後70年は8月15日前後の放送で、番組に関する記事をホームページ(www.voanews.com)で掲載する予定。番組もVOAのホームページでブライアンさんの名前(Brian Padden)を検索すると視聴できる。