将棋の文科大臣杯 長田小が決勝へ、県勢初


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
決勝大会出場を決めた長田小の(左から)小林恕掌君、新崎良斗君、渡口良渚君=25日、兵庫県(読者提供)

 将棋の文部科学大臣杯第11回小・中学校団体戦の西日本大会が25日、兵庫県尼崎市の同市中小企業センターで開催され、小学校の部で長田小が上位2チームに残り、8月に東京都で開催される決勝大会への出場を決めた。決勝大会出場は県勢として小中学校を通じて初めて。中学校の部で出場した豊見城中はブロック戦で敗退した。

 長田小は6年生の新崎良斗君(12)と渡口良渚君(11)、4年生の小林恕掌君(9)の3人で大会に挑んだ。8チームずつのブロック戦を3連勝で突破し、決勝大会出場決定戦では滋賀県の平野小に2対1で競り勝った。
 新崎君は「優勝を目指したい」と意気込んだ。米谷秀雄監督は「劣勢の対局でもよく粘って逆転につなげた。沖縄の将棋を再評価してもらえるきっかけにできた」と話した。