【シアトル共同】三菱航空機(愛知県豊山町)は3日、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」の新たな開発拠点の開所式典を米西部ワシントン州シアトルで開いた。日米などの航空当局によるMRJの安全認定取得に向けて来年4~6月期から米国で飛行試験を実施する予定で、その支援や試験結果の解析などを手掛ける。
三菱航空機は2017年4~6月期に全日本空輸向けに初号機を納入する予定。米国で使う試験機を当初予定より1機増やして4機とし、約2500時間を予定している飛行試験のうちの大部分を米国で行う計画だ。
米国での飛行試験開始の前に、技術者を中心に計150人態勢にする予定。
(共同通信)