体験、交流で成長を 九州フレンドシップ216人出発


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フレンドシップイン九州への出発を前に団結式に参加する子どもたち=5日、那覇空港

 熊本県と大分県で4泊5日の体験活動や共同生活を行う県フレンドシップイン九州(県青少年育成県民会議主催)の一行は5日、那覇空港を出発した。ことしは県内の小中高校生ら216人が参加。子どもたちは「たくさん学んで、たくましくなって帰ってくる」と宣言し、保護者らに見送られた。

 次代を担う青少年同士の交流・体験活動を通して友情や生きる力を育むとともに、規律ある共同生活を通して自主性及び協調性を養うことが目的。
 5日午前に那覇空港で開かれた団結式では、美東小学校6年の喜屋武春萌さん(12)が「九州の子どもたちと交流し、沖縄のことも伝えたい。たくましくなって帰ってきます」と抱負を語った。
 同事業は前身の「沖縄県少年の船」を含め、ことしで37回目。今回は熊本県の阿蘇青少年の家や大分県の九重青少年の家に宿泊し、登山や地元の子どもたちとの交流を楽しむ予定。【琉球新報電子版】