米軍降下訓練 伊江村が「安全管理の徹底を」 防衛局に申し入れ


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沖縄防衛局の小柳真樹次長(右から2人目)に再発防止を口頭で申し入れた伊江村の島袋秀幸村長(左端)ら=10日、沖縄防衛局

 5日に伊江村でパラシュート降下訓練中だった米兵1人がフェンス外の畑に着地したことを受け、伊江村の島袋秀幸村長と島袋義範村議会議長は10日、沖縄防衛局に小柳真樹次長を訪れ、米軍に対し安全管理の徹底などを働きかけるよう口頭で申し入れた。

 小柳次長は「(着地地点は)一般の人も立ち入る場所だ。米軍に対して安全管理と再発防止を再度申し入れたい」と応じた。
 島袋議長は、申し入れ後の取材に対し「事故の大小に関わらず(事故のたびに)繰り返し申し入れることが抑止につながる」と話した。
【琉球新報電子版】
英文へ→US military parachute drop training: Ie Mayor requests Defense Bureau to take stricter safety measure