高江座り込み支援 うるま島ぐるみ、定期訪問へ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 【東】米軍北部訓練場の東村高江地区のヘリコプター着陸帯建設に反対して座り込みを続ける住民や団体を支援するため、「うるま市・沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議」は毎月第2木曜に高江の座り込みテントを訪問することを決めた。

第1回の参加者約50人が13日、高江の座り込みテントを訪れ、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設と並行して支援することを伝えた。
 座り込みを続ける「高江ヘリパッド建設反対現地行動連絡会」や「ヘリパッドいらない住民の会」は13日までに、島ぐるみ会議の本部に対し高江の運動への支援を要請した。連絡会や住民の会は、辺野古の海上作業が中断する間に高江の基地建設へ向けた動きが活発化することへの警戒も含め、支援拡大を求めている。
 うるま市の島ぐるみ会議で事務局長の伊芸佑得さん(67)は「これだけ豊かなやんばるの自然の森を米軍基地へ提供するべきではない。食い止めるために応援していきたい」と語った。