新基地建設阻止へ決意 辺野古の浜で抗議集会 市民ら300人参加


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名護市辺野古への新基地建設阻止に向け気勢を上げる市民ら=15日午前11時57分、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設で、海上作業が始まってから1年を迎えたことを受け、ヘリ基地反対協議会などは15日午前、辺野古の浜で抗議集会を開いた。市民ら300人(主催者発表)が参加し、新基地建設阻止へ決意を新たにした。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は14日に閣議決定された戦後70年の首相談話を「反省の言葉がない」と批判した上で「日本が何をやったか受け止めた上で東アジアの人たちと交流しないといけない。そのためにも新基地は絶対造らせてはいけない」と話した。
 カヌー隊で大学生の池間優さん(23)は「沖縄を沖縄の人に取り戻すため、まずは新基地建設を止める。これからも皆と一緒に頑張る」と決意表明した。【琉球新報電子版】