安保法案反対、23日に若者500人集会 「シールズ琉球」設立


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
会見で「SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)」の設立を発表する(右から)元山仁士郎さん、玉城愛さん、名嘉一心さん=15日、那覇市のてんぶす那覇

 参院で審議中の安全保障関連法案に反対する県内の若者たちでつくる団体「SEALDs RYUKYU(シールズ琉球)」が15日設立され、メンバーが那覇市のてんぶす那覇で会見を開いた。22日に勉強会を開き、23日正午から北谷町美浜のカーニバルパーク・ミハマで安保法案に反対する集会を開く。集会規模は500人以上を目指す。

 シールズ関連団体は関西、東北に続いて四つ目。23日の北谷町の集会(街頭行動)は全国の一斉行動に呼応して開く。
 翁長雄志知事が国連でスピーチする予定の9月下旬には、米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古への新基地建設に反対する行動も計画している。
 中心メンバーの元山仁士郎さん(23)=国際基督教大4年、宜野湾市出身=は在沖米軍基地が朝鮮戦争、ベトナム戦争への出撃基地となった歴史を挙げ「これ以上戦争に加担したくないという思いとともに、新たな軍事基地を絶対に造らせないという覚悟を持っている」と辺野古の新基地建設反対の意思を示した。
【琉球新報電子版】