天津爆発現場で神経ガス検出 中国消防当局が説明


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中国天津市の大規模爆発の現場=18日(共同)

 【北京共同】中国の消防当局は19日までに、天津市の大規模爆発で、猛毒の神経ガスと青酸ガスが現場の空気から検出されたことを明らかにした。中国中央テレビが伝えた。

 中国の化学物質専門家によると、現場にあった危険な化学物質が水に触れたり、爆発の過程で高温にさらされたりすることで化学反応を起こし、神経ガスなどができる可能性があるという。
 北京市公安消防総隊の李興華・副参謀総長が爆心地周辺の気体を検査した結果、判明したと記者らに説明した。
 消防当局によると、爆発現場には40種を超す危険な化学物質があった。
(共同通信)