衣料品チェーン大手のしまむらが、ナチス・ドイツの象徴だった「ハーケンクロイツ(かぎ十字)」のマークが入ったペンダントを販売していたことが20日、分かった。消費者から19日に「商品としてふさわしくないのではないか」と指摘があり、20日に取り扱いを中止した。
問題視されたペンダントは7月上旬から、タンクトップとセットにして全国の1328店舗で売られていた。商品はメーカーから仕入れたもので、開発などは手掛けていないという。
どれくらいの数が販売されたかについて同社は「説明できない」(広報担当)と話している。
(共同通信)