28日午前8時55分ごろ、那覇発粟国行きの第一航空101便DHC6ツインオッター(乗客11人、乗員3人)が、粟国空港着陸時に滑走路をオーバーランし、フェンスに衝突した。第一航空によると、乗客、乗員に外傷はないが、粟国村の診療所に搬送され検査を受けている。
機体から燃料が漏れているのが確認されたが、火災はない。粟国空港管理事務所によると、着陸時にタイヤがパンクしたとみられる。粟国空港は午前9時半すぎ閉鎖されている。
ツインオッターは、カナダのバイキングエア社製のプロペラ機で、乗客の定員は19人。第一航空の那覇―粟国線には8月2日に就航したばかりだった。
【琉球新報電子版】