【糸満】旧盆ウークイ(お送り)の28日、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑と平和の礎で、平和祈念公園旧盆エイサー奉納(県平和祈念財団主催)が行われ、同市の喜屋武青年会がエイサー演舞を奉納した。青年らは勇ましくエイサーを踊り、沖縄戦戦没者を慰めた。
青年らは、墓苑で黙とうと献酒を行った後「白浜節」など5曲を演舞。青年会長の前原貴宗さん(23)は「さまざまな催しで披露するようになった喜屋武エイサーだが、本来の意味であるみ霊の供養のために踊ることで世界の恒久平和を願いたい」と語った。
エイサー奉納は30日も行われる。うるま市平敷屋エイサー保存会が午後4時から国立沖縄戦没者墓苑で、午後5時から平和の礎で演舞する。
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