中国、大気汚染防止法を改正 罰則強化や燃料規制


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 【北京共同】中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会は29日、深刻な大気汚染を改善するため、汚染を引き起こした企業への罰則強化やガソリンの品質規制などを盛り込んだ大気汚染防止法の改正案を可決した。新華社電が30日までに伝えた。来年1月1日から施行される。

 同法改正は2000年以来15年ぶり。市民の不満の高まりや、22年に北京での開催が決まった冬季五輪などを見据えて、大気汚染の原因となる微小粒子状物質「PM2・5」などの排出規制に乗り出す。
(共同通信)