前線と低気圧の影響で、長崎県対馬市では1日、記録的な大雨となり、四国でも激しい雨が降った。気象庁は、1日昼前にかけて大雨が続く恐れがあるとして土砂災害や浸水、河川の増水への厳重な警戒を求めた。竜巻などの突風や落雷にも注意が必要だ。
気象レーダーの解析によると、対馬市では1日未明、1時間に約110ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「50年に1度の記録的な大雨になっている」と発表した。高知県室戸市では1時間に63・0ミリ、徳島県阿南市は同56・0ミリの非常に激しい雨を観測。
東シナ海から西日本に延びる前線上に低気圧があり、大気の状態が不安定になった。
(共同通信)