県潜水調査2日目 浮桟橋は設置されず


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
参加者が新基地建設反対への思いを語る米軍キャンプ・シュワブゲート前の集会=1日午前11時半、名護市辺野古

 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う新基地建設で、県は1日、大浦湾の臨時制限区域の沖合付近で2日目の潜水調査を実施している。米軍キャンプ・シュワブの砂浜には浮桟橋は設置されていない。

移設に反対する市民らは抗議船やカヌーで海上に出ている。
 一方、シュワブゲート前では、新基地建設に反対する市民らが座り込みを続けた。宜野湾と那覇の島ぐるみ会が参加し、約100人が参加した。
 京都から夫婦で座り込みに参加した渡辺直人さん(32)とあずささん(36)は「周りの友達は『新基地建設はおかしいけど、仕方ない』という人も多いが、安保法制や新基地建設の問題は同じ。一部の地域の話ではない」と語った。
 【琉球新報電子版】