琉球新報社 チリ中部沖で日本時間１７日午前７時５４分ごろ発生したマグニチュード（Ｍ）８・３の地震で、気象庁は１８日午前３時、沖縄県など国内各地に津波注意報を発表した。沖縄は１８日午前７時ごろに大東島地方、同日午前７時半ごろに沖縄本島地方、宮古・八重山地方に、高さ１メートルの津波第１波が到達する可能性があるとした。
気象庁は、海の中では人は速い流れに巻き込まれ、小型船舶が転覆する恐れがあるとして、海岸から離れるように呼び掛けている。
国内で最も早く津波が到達する見込みなのは、北海道太平洋沿岸東部で午前５時ごろ。気象庁は津波の到達時刻はあくまでも目安で、前後の時間帯は注意が必要としている。
津波が到達する可能性があることを受けて、那覇市は、１７日午後５時１５分に那覇市災害警戒本部を設置。同日午後１１時に那覇市役所本庁舎を避難所として開設した。
那覇市は避難する際、日用品・食事・常備薬などは各自で準備するよう求めている。
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