ヘリ墜落と山火事に抗議 名護市議会が防衛局に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
抗議文を手渡す名護市議会の屋比久稔議長(手前左から3人目)=28日午前、嘉手納町の沖縄防衛局

 【嘉手納】名護市議会の屋比久稔議長らは28日、沖縄防衛局を訪れ、8月にそれぞれ発生したうるま市沖での米陸軍ヘリ墜落事故と、キャンプ・シュワブの演習場レンジ10での山火事に抗議した。

 屋比久議長は3日に可決した意見書を読み上げ、事故原因の究明と再発防止策の策定を求めた。防衛局の森浩久企画部長は「原因は米側で調査中と聞いている。情報が得られ次第速やかに公表し、安全管理の徹底を今後も求めていきたい」と述べた。
 市議会は同日午後、外務省沖縄事務所、在沖米総領事館、米海兵隊キャンプ・バトラーにも抗議する予定。【琉球新報電子版】