女性史パネル展が開幕 県立博物館・美術館で11日まで


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
開幕した県男女共同参画センター「てぃるる」女性史パネル展「沖縄の今を築いた女性たち」=6日、那覇市の県立博物館・美術館県民ギャラリー

 県男女共同参画センター「てぃるる」女性史パネル展「沖縄の今を築いた女性たち」(県男女共同参画センター管理運営団体主催)が6日、那覇市の県立博物館・美術館の県民ギャラリーで始まった。11日まで。

 展示されているのは、生活や女性の地位を守るために活躍した女性たちを紹介するパネル約150点。終戦の1945年から高等弁務官統治が始まる57年まで、同年から復帰の72年まで、復帰から女性総合センターが設立した96年までの3期に分けて展示している。女性の労働条件改善や復帰運動などをはじめ、議会や教育、法曹界など各分野で草分けとなった女性たちの歴史を網羅した。
 沖縄婦人連合会が主催した「全琉赤ちゃんコンクール」や、戦後の女性たちの職を支えた琉球人形作りを指導する様子を撮影した写真もある。
 開館は午前9時から午後6時(金、土曜日は午後8時まで。日曜日は午後5時まで)。6日午後2時からはリレートークもある。
 【琉球新報電子版】