F16配備抗議「負担増だ」 嘉手納で緊急集会


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外来機飛来に抗議の声を上げる集会参加者=9日午後0時18分、嘉手納町

 【嘉手納】10月中旬にも米本国からF16戦闘機が嘉手納基地に配備されるとの発表を受け第3次嘉手納基地爆音差止訴訟原告団や労組団体などは9日、外来機飛来緊急抗議集会を嘉手納町で開いた。嘉手納基地の滑走路を見渡せる通称「安保の見える丘」に集まった平和団体や労働組合員ら約50人は「負担増加だ」と声を上げた。

 原告団のほか沖縄平和運動センターと中部地区労働組合協議会が主催した。新川秀清原告団長は「州空軍が嘉手納基地で訓練するのは日本を守るためではない。自衛隊機も訓練し、戦争法に基づく日米の軍事的一体化を進める目的がある」と批判した。