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不審者侵入時の行動は 伊江と西小で対応避難訓練


不審者侵入時の行動は 伊江と西小で対応避難訓練 不審者対応避難訓練で初期対応の方法を学ぶ教員ら=10日、伊江村立西小学校
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 【伊江】伊江村立伊江小学校(島袋洋校長)と西小学校(赤嶺美奈子校長)は10日、不審者対応避難訓練を実施した。不審者侵入時の対応について、児童に知識と行動方法を身に付けさせ、避難場所や避難経路、避難時の基本的態度を確認することなどを狙いとした。

 村の伊江駐在の宇保英政巡査部長と川平駐在の大石翼警部補を講師に迎え、刃物を持った不審者が校舎内に侵入したことを想定して、教員らによる初期対応や避難の方法を確認した。

 訓練で不審者侵入の校内放送が流れると、児童らは教員の指示の下、教室の鍵をかけ電気を消して静かに待ち、不審者確保のアナウンスが流れると速やかに体育館に移動した。

 大石警部補は、全体講話の中で、避難する時は「押さない」などの行動の頭文字による合い言葉「おかしもち」が大切で、校外では不審者から身を守る合い言葉「いかのおすし」を覚えて行動することを伝えた。教員らには、児童の人数確認の大切さや、初期対応では、不審者の感情を刺激しないこと、さすまたの使い方、笛の吹き方などを説明した。

 伊江小学校6年生の大田玲碧(ろい)さんは「実際に不審者が侵入した時は、おかしもちを守って行動したい」、西小学校6年生の具志川愛沙妃(あさひ)さんは「落ち着いて行動することで自分の命を守ることができると分かった」と感想を発表した。

 伊江小の島袋校長は「みんな真剣に取り組んでいたので良かった。どんな時も自分で自分の命を守る行動をしてほしい」、西小の赤嶺校長は「訓練でも真剣に参加することで自分の命を自分で守ることができる」と訓練の重要性を話した。

(知念光江通信員)