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三板普及へ定期ライブ 照屋政雄さん、沖縄市で週2回


三板普及へ定期ライブ 照屋政雄さん、沖縄市で週2回 来店客一体となって、笑顔で盛り上がる照屋政雄さん(左)の三板普及定期ライブ=6月28日、沖縄市吉原のHello Smile
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 【沖縄】沖縄三板(さんば)協会の会長で民謡歌手の照屋政雄さん(86)が先月から、沖縄市内で三板普及のための定期ライブを行っている。場所は吉原のカラオケハウス「Hello Smile」。照屋さんが、コンビでオキラジFMの番組に出演している同店代表の民謡歌手、上勢頭みゆきさん(72)に提案し実現した。
 毎週月曜と金曜日の午後7時から2時間。ユニークな取り組みは話題を呼び、毎回十数人が集まる盛況ぶりだ。
 ライブではまず、来店客へ三板の基本を手ほどき。続いて照屋さんの三線の伴奏でにぎやかに三板を打ち鳴らす。ジャンルに捉われず、リズムに乗った客は次第に手ぶり、身ぶりのパフォーマンスで盛り上がる。
 ライブに訪れた伊波敏子さん(94)は「三板を手にするのは初めて。にぎやかで元気をもらえる。照屋さんのゆんたくも楽しい」と満面の笑顔を見せた。
 照屋さんは琉球民謡登川流研究保存会の理事長として11日から4日間、関西支部の4都市で公演をする予定で、ここでも三板普及を企画している。三板は全身を揺らすので老化防止、脳トレにもなると強調する照屋さん。「琉球民謡には欠かせない伝統打楽器。三線と共に沖縄の誇る楽器だ。学校の音楽教育に導入させ、国内外にもアピールしたい」とでっかい夢を膨らませている。 (岸本健通信員)