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ミセスオブザイヤー沖縄エターナル部門グランプリの矢木さん 県代表を糸満市長に報告 沖縄


ミセスオブザイヤー沖縄エターナル部門グランプリの矢木さん 県代表を糸満市長に報告 沖縄 ミセスオブザイヤー日本大会への意気込みを當銘真栄市長(左)に語った矢木順子さん=5日、糸満市役所
この記事を書いた人 Avatar photo 岩切 美穂

 美しさの多様性や自身の可能性を表現する「ミセスオブザイヤー2024沖縄大会」のエターナル部門(61歳以上)でグランプリに輝いた矢木順子さん(63)=糸満市=が5日、糸満市役所に當銘真栄市長を訪ね、グランプリ獲得と日本大会出場を報告した。

 沖縄大会は7月7日に開催され、矢木さんは3人の中から選ばれた。日本大会は11月3日に東京都で開かれ、47都道府県の代表が出場する。

 市内でエステサロンなどを経営する矢木さん。市商工会女性部の副部長を務めるほか、障がい者施設の支援活動にもボランティアで携わる。40代で事故に遭い首を骨折、思うように体が動かない苦しさを経験した。約10年間の療養生活を経て健康を取り戻し、60歳でウオーキングを始めた。現在は月2回、市民向けの無料ウオーキング教室を主宰し、老若男女に姿勢良く美しい歩き方を伝えている。

 大会には「年齢に関係なく前向きに活動する姿が、若い人たちの励みになれば」と挑戦した。スピーチでは、けがで苦しんだ経験を踏まえ、正しいウオーキングの大切さや、自身のテーマでもある「全ての人に健康と福祉を」というSDGsの目標、周囲への感謝を伝えた。

(岩切美穂)