沖縄市のゲート通りにある飲食店3店舗が共催した朝食イベントが8日、沖縄市中央のパン屋「zazou(ザズー)」で開催された。
バーなどが多い「夜の街」のイメージを払拭するため、2016年3月と11月にも朝のイベント「ゲート通りで朝食を」が開かれた。今回はその時の中心的店舗ザズーの安村祥子代表と、ソーセージ店「TESIO(テシオ)」の嶺井大地代表に加え、2年前にゲート通りで出店したイタリア食材店「TANTO TEMPO(タントテンポ)」の斎藤芳昭代表が参加した。
ザズーの「トリュフ風味の玉子トースト」にテシオの「ベーコン・ソーセージ」、タントテンポの「紫キャベツのコールスロー」「ルッコラサラダ」などの料理をワンプレートメニューとして提供した。以前のイベントのリピーターや各店舗のファンなど多くの人たちが訪れた。
安村さんは「時間を有意義に使えて1日がとっても豊かになる『朝のコザの良さ』を、皆さまにもっと知ってほしいと企画した。今後も第2日曜日に継続していきたい」と意欲を示した。
前回のイベント後に店舗をオープンした嶺井さんは「8年前に、ザズーが発起人となって開催した『ゲート通りで朝食を』のファンの皆さまが、待ってましたと参加してくれた。この街で私たちと同様の景色を思い描く皆さんが多く暮らしていることを確認できる機会となった」と述べた。
(喜納高宏通信員)