prime

愛され20年 横浜鶴見で沖縄の文化と料理が味わえる店 比嘉さん夫婦「感謝」


愛され20年 横浜鶴見で沖縄の文化と料理が味わえる店 比嘉さん夫婦「感謝」 来場者と記念撮影する(前列左から)比嘉吉光さん、妻の知子さんら=8月24日、神奈川県横浜市鶴見区の沖縄料理ななまかい
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 中城村出身の比嘉吉光さん(70)が神奈川県横浜市鶴見区で営業している飲食店「沖縄料理ななまかい」が6月、オープン20周年を迎えた。

 コザBCストリート(現・沖縄市中央パークアベニュー)で当時有名なライブハウスのバンドマンとした活躍した吉光さんが、沖縄タウンと呼ばれる横浜市鶴見へ移り住んだのが40年前。大型スーパーでの流通業の仕事を経て、姉の植月初美さん(74)に手伝ってもらい2004年に同店を開いた。自身で三線ライブや三線教室も行い、受講していた知子さん(48)と12年前に結婚した。夫婦仲良く店を切り盛りしてきた。

夫婦であいさつする比嘉吉光さんと妻の知子さん

 忙しくて周年祭は開催できなかったが、8月24日に沖縄市在住のMr.スティービーさんのライブを実施した際に周年記念セレモニーを行った。

 知子さんは「沖縄料理を勉強して10年前から一緒に店舗運営をしている。ななまかいがあったから皆さんと出会えて、毎日楽しくやっている」と話し、来場者に感謝した。

 吉光さんは「沖縄を知ってもらいたい、沖縄に興味を持ってもらいたいという気持ちが、20年の営業につながった」と話した上で「これからも発展継続していきたいと思うので、皆さんの協力をお願いします」と謝意を述べた。 

(喜納高宏通信員)