【うるま】うるま市立宮森小学校(金城睦男校長)は9月20日、地域のお年寄りを学校に招いて1年生の児童と交流する「昔遊び体験会・交流会」を授業参観に合わせて開催した=写真。高齢者らが子どもの頃に遊んだ竹とんぼやお手玉、ぶんぶんゴマ遊び、風車作りなどを児童らに教えて一緒に遊んだ。児童らは「メチャクチャ楽しい」などと目を輝かせた。
うるま市石川旭区の「福祉ネットワーク」代表の岸本百合子さん(81)が中心となって、ボランティア活動に励むお年寄りら約20人が参加した。アダンの葉から風車を作った森山虹采(こと)さんは「今のおもちゃより、ちょっと楽しい」と話した。
岸本さんは「今の子どもは何でも売っていて家で遊ぶことが多いが、昔は野外で自然にあるものを使って遊んでいた。今と昔の遊び方の違いを教えたい」と笑顔で話した。 (梅田正覚)
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昔のおもちゃは楽しい うるま市・昔遊び体験会
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琉球新報朝刊