【うるま】うるま市石川の県警察学校(仲本貴校長)で9月27日、初任科短期課程第66期の卒業式が開かれた=写真。家族など関係者が見守る中、31人(男性23人、女性8人)の巡査が卒業証書を受け取り、同日中に本島各署の配属先へ向かった。
仲本校長は式辞で「厳しい訓練で身につけた基本的な知識・技能を発揮するために、日々努力し続けてほしい」と激励した。
卒業生は4月から約6カ月にわたって、憲法や刑法などの法学や警察実務、術科訓練などに励んできた。卒業生代表で謝辞を述べた総代の上間志温巡査(26)は「県民の期待と信頼に応える活力ある警察官を目指すべく、さらに精進を重ねていく」と力強く決意を語った。
女子寮長を務めた伊禮彩音巡査(28)は「犯人には悪を許さない強さとたくましさで対峙し、困っている人には小さな声を拾って優しく寄り添って事件を解決したい」と理想の警察官像を描いた。 (西田悠)
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短期課程31人が卒業 うるま・石川、県警察学校
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琉球新報朝刊