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浦添 女子ハンドV 堅守からの速攻奏功 26年ぶり栄冠 県勢3校も声援後押し<全九州高校体育大会>


浦添 女子ハンドV 堅守からの速攻奏功 26年ぶり栄冠 県勢3校も声援後押し<全九州高校体育大会> 優勝した女子浦添の選手たち(提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 渡真利 優人

 全九州高校体育大会は17日、九州各地で行われた。ハンドボールの女子決勝では浦添がルーテル学院(熊本)に31―19で勝利し、26年ぶり3度目の九州の頂点に立った。

 浦添の強みである堅守からの速攻が26年ぶり3度目の頂点をたぐり寄せた。「持ち味である攻撃的な守備と速攻で優勝をつかめてうれしい」と又吉叶主将(3年)は声を弾ませた。

 前半は序盤にパスミスがあったものの、相手をシュートまで行かせない固い守備と速攻を貫き、右サイドの又吉叶と左サイドの比嘉柑奈らが得点を重ねた。

 セットオフェンスでもセンターの山入端美香(3年)が相手ディフェンスの間を突破して得点を決めるなど、高い個人技で相手を引き離した。

 チーム一の長身を誇る169センチの新垣陽咲(3年)が攻守の要となり、簡単にシュートを打たせなかった。それでも強引にロングシュートで流れを変えようとする相手に対し、GKの仲西涼夏(3年)が好セーブで阻止。「絶対に止める気持ちだった。完璧ではなかったがチームに貢献できたと思う」との言葉通り、前半を9失点に抑える活躍を見せた。

 後半も序盤30秒で得点するなど浦添は流れを維持した。試合を通して目標だった20失点以下で優勝をつかんだ。

浦添のメンバーに声援を送るコザ、那覇西、興南の選手ら=17日、福岡県の久留米アリーナ

 喜舎場淳一監督は「選手が意見を出し合い、自分たちの手でゲームを作っている」と自主性を発揮して頂点に立った選手たちを評価する。又吉主将は「チームのテーマである『楽しむハンドボール』ができた」と達成感をにじませた。パスミスと守備連係を見直し、8月の全国総体でも頂点を目指す。

 決勝戦には共に九州大会に出場した興南、那覇西、コザの選手も応援に駆けつけた。地元開催さながらの声援に「背中を押された。改めて県代表としての実感が湧いた」(又吉主将)と感謝した。

 (渡真利優人)


 (福岡県・久留米アリーナ)

 ▽女子決勝

 浦添
  31―19(13―9,18―10)
 ルーテル学院(熊本)