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テラス引き分け 岐阜に28―28 集中切らさず攻防 ハンド・リーグH(21日の試合)


テラス引き分け 岐阜に28―28 集中切らさず攻防 ハンド・リーグH(21日の試合)
この記事を書いた人 Avatar photo 嘉陽 拓也

 ハンドボールのリーグHは21日、各地で試合が行われた。女子のザ・テラスホテルズラティーダ琉球は岐阜県のOKBぎふ清流アリーナで飛騨高山ブラックブルズ岐阜と対戦し、28―28で引き分けた。通算成績は1勝2敗1分け。次戦は23日午後2時から、那覇市の県立武道館アリーナで三重バイオレットアイリスと対戦する。

▽女子
飛騨高山ブラックブルズ(1)
 28―28(14―13,14―15)
ザ・テラスホテルズ琉球(3)


 試合開始直後から一進一退の攻防が続いたが、互いに集中力を切らさず試合は引き分けに終わった。昨季も競り合った飛騨高山に手応えを感じさせる勝ち点1だが、東長濱秀作監督は「勝機に皆で力を合わせて流れをつかみたかった」と語った。

 序盤は、攻撃時に警戒していた相手のパスカットを3度許し、追う展開へ。それでも要所で江藤美佳のサイドシュートが決まる。守備もカットインの強い選手に早めに詰めることで粘り続けた。

 後半は、朴宣映らが相手の守備の動きを見てポストやサイドに好機を作り、一時リードするも接戦のまま。7人攻撃で点差を広げ、守備固めの展開で乗り切るプランもあったが思い通りに行かなかった。

 次戦は、いまだ勝ち点を奪えていない三重バイオレットアイリス戦。東長濱監督は「ホームの力を借りて、勝利の扉をこじ開けたい」と意気込んだ。

 (嘉陽拓也)