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テラスホテルズ、三重に26―22 ハンドボール・リーグH


テラスホテルズ、三重に26―22 ハンドボール・リーグH ザ・テラスホテルズラティーダ琉球―三重バイオレットアイリス 相手守備をかいくぐってシュートを放つテラスの喜納歩菜(左)=23日、那覇市の県立武道館(渡真利優人撮影)
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 ハンドボールのリーグHは23日、各地で男女の試合が行われた。女子のザ・テラスホテルズラティーダ琉球は那覇市の県立武道館で今季第5戦を行い、三重バイオレットアイリスに26―22でホーム戦初勝利した。通算成績は2勝2敗1分け。テラスの次戦は27日、鹿児島県の桷志田体育館でブルーサクヤ鹿児島と対戦する。


残り2秒にダメ押し点 テラス、ホーム戦初勝利

 観客と勝利のカチャーシーで喜びを分かち合ったザ・テラスホテルズラティーダ琉球。平均身長167.5センチと、女子リーグチームの中で高身長の三重を相手に、一進一退の攻防を繰り広げた。

 終始三重の堅守に苦しみながらも、7人攻撃で得点の機会をうかがった。5―7の場面で、喜納歩菜と大島ひなたが鮮やかな速攻で3連続得点。勝ち越しに成功したものの、カットインやパスカットで常に攻めの姿勢を崩さない三重を相手に、激しい攻防が続いた。

 後半もシーソーゲームの展開となったが、喜納の7メートルスロー成功や、GK廣田美月の好セーブで三重の猛攻をしのだ。25―22で迎えた残り2秒には、大島がダメ押しの追加点を放ち、三重から初勝利を奪った。

 今試合、7本のシュートを決め得点源となった大島は、「三重は(自陣への)戻りが少し遅かったため、足を使った攻撃を展開した」と述べ、ホーム戦初勝利に達成感を見せた。 (渡真利優人)

全員でつかんだ勝ち点

 東長濱秀作監督の話 今季は1点を取ることの難しさを痛感させられてきた。勝ち点2は全員でつかんだものだ。高身長の三重を相手に攻撃のチャンスを作ることは難しかったが、パスカットや7人攻撃で得点の機会を見いだすことができた。


(23日・大浜だいしんアリーナほか)

▽女子

アランマーレ富山(8)
 30―16(18―6,12―10)
飛騨高山ブラックブルズ(1)

ブルーサクヤ鹿児島(8)
 31―29(14―13,17―16)
イズミ広島(7)

ザ・テラスホテルズ琉球(5)
 26―22(14―13,12―9)
三重バイオレットアイリス(0)

北国石川(6)
 26―2(613―12,13―14)
熊本BP(7)

HC名古屋(6)
 32―16(17―8,15―8)
大阪ラヴィッツ(0)