ハンドボールのリーグHは23日、各地で男女の試合が行われた。男子の琉球コラソンは富山県の氷見市ふれあいスポーツセンターで富山ドリームスと今季第3戦を行い、38―27で勝利した。通算成績は2勝1敗。コラソンの次戦は29日、県立武道館アリーナでトヨタ自動車東日本レガロッソ宮城と対戦する。
序盤からリード守る コラソン、引き離しに成功
コラソンは序盤からリードし、点差の引き離しに成功した。8点リードで迎えた後半も連続失点はあったものの、詰められることなく勝利をものにした。富山とは昨季1勝1敗の戦績。
シュート9本中8得点と気を吐いたのは布施凜太郎だった。東江正作監督は「攻守でしっかり役割を果たしてくれた」と評価した。中川智規は6本全てのシュートを成功させ、精度が光った。野尻雄偉もスピード力やカットインの鋭さを生かして7得点。
前半、相手の退場で数的有利となり、守りきった後にGK島袋翔が無人のゴールにロングスローで得点を決めるファインプレーもあった。東江監督は「我慢すべき時間帯に耐えることが必要だ」と昨季の教訓を忘れない。連続失点で一気に流れを持っていかさないことを念頭に、「やるべきことは分かっている。チームのために全員が規律を守り、まとまることが大切だ」と方向性を示した。
(大城三太)
(23日・大浜だいしんアリーナほか)
▽男子
安芸高田わくなが(2)
36―28(17―18,19―10)
ゴールデンウルヴス福岡(0)
トヨタ自動車東日本宮城(4)
37―33(20―18,17―15)
EFBM東京・神奈川(2)
琉球コラソン(4)
38―27(19―11,19―16)
富山ドリームス(0)
ジークスター東京(6)
33―24(17―8,16―16)
大同東海(4)
(22日・セーレン・ドリームアリーナ)
▽男子
豊田合成名古屋(6)
36―24 (1710,19―14)
福井永平寺ブルーサンダー(4)