プロバスケットボールBリーグ1部の琉球ゴールデンキングスは23日、沖縄アリーナで昌原LGセイカーズ(韓国)とプレシーズン最後となるゲームを戦い、84―88で敗れた。
前半は松脇圭志や脇真大の3点弾が決まり勢いをつけた。シュート確率が下がり逆転される場面もあったが、ゴール下で強さを見せたクーリーが、前半だけで18得点し、45―38で折り返した。
後半は昌原LGに3点弾を中心に得点を重ねられて逆転を許した。キングスはファウルで得たフリースローやアルマの3点弾などで詰め寄るも、最後は逃げ切られた。
キングスは次戦、10月5、6日に2024―25シーズン開幕戦を迎え、三遠ネオフェニックスと戦う。
昌原LGセイカーズ(韓国)との戦いは、試合終了まで激しい攻防となったが、4点差で敗れた。ジャック・クーリーがゴール下で奮闘し、チーム最多得点の24点を決めた。10本放った2点弾のうち9本を得点し、ダンクシュートも決めるなど好調ぶりを見せた。
序盤は堅守で相手に得点を許さず、松脇圭志と脇真大の3点弾や、ケヴェ・アルマのダンクシュートなどで勢いをつけた。シュート率が下がった場面で逆転されたものの、43―38とリードして折り返した。
後半は昌原に3点弾を中心に得点を重ねられ、逆転を許した。アルマの3点弾などで詰め寄るも最後は逃げ切られた。プレシーズン最後の試合を終えた桶谷大HCは「実りのある7試合だった」と手応えを感じた様子。3点弾を決めるなどチームをけん引した脇は「大事なところでミスが目立ったので修正していきたい。(開幕戦では)最初から相手にペースを上げさせず、自分たちのバスケをやっていきたい」と意気込みを語った。
(中村優希)
昌原LGセイカーズ(韓国)
88―84(18―24,20―21,22―22,28―17)
キングス
流れが変わった
桶谷大HC(キングス)の話 最初はディフェンスをしっかり頑張れていたが、ターンオーバーが連続してから一気に流れが変わってしまった。ターンオーバーが生命線になるので、起きた事象をはっきりさせてそこに対してトライしていきたい。