【東京】10月3日にレギュラーシーズンが開幕するプロバスケットボールBリーグは24日、1部(B1)東、中、西の各地区の全24チームの代表選手が東京都港区のホテルで記者会見を開き、意気込みを語った。琉球ゴールデンキングスの脇真大は、あと一歩及ばず準Vに終わった昨シーズンを振り返って「悔しい思いをした」と率直に語り、今シーズンに懸ける思いを「絶対にチャンピオンシップで優勝したい」と決意をきっぱり込めた。
メンバーが大きく替わったキングス。脇は「一人一人の役割が明確になってきている」とチーム環境の特徴に言及。「それぞれが覚悟を持ってやっている」と語り、前シーズンから引き続きチームを構成する選手らとともに「全員バスケ」で挑むことも掲げた。
前季はけがで満足いくプレーができなかったと言う脇は、迎えるシーズンでの自らの役割について「今年はハンドラーをやらなくてはいけないのは分かっている」と自らに課した使命を挙げ「自分の仕事をしっかりこなしていきたい」と力を込めた。
10月5日に沖縄アリーナで開幕戦を戦う三遠ネオフェニックスについては「速いスピードで、アップテンポなバスケットをしてくる。流れに乗らせると追いつくのがきつくなる。そこはしっかり抑えて自分たちのバスケットが展開できたらと思う」と話し、目前に控える対戦を見据えた。
(斎藤学)