<金口木舌>童謡が広げる世界


<金口木舌>童謡が広げる世界
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 赤ちゃんが言葉を覚えるためには、親がたくさん話しかけることが大切なようだ。見える景色や興味を示すものなど、一つ一つを声に出して伝えることで赤ちゃんの世界が大きく広がる

▼童謡を聴かせるのも効果的という。親しみやすいメロディーと分かりやすい歌詞から多くの言葉を吸収できる。一緒に歌えるようになれば楽しみも増え、親子の思い出になる

▼童謡は日本の春夏秋冬の景色や行事を歌詞に刻む。メロディーと一緒に情景を思い浮かべると想像力もはぐくまれる。子供から大人まで歌えるのも童謡の魅力だ

▼沖縄も各地に童謡が伝わる。先人の教えや昔の遊び、しまくとぅばなど、楽曲を通して地域を深く知ることができる。子や孫の世代に引き継ぎたい、沖縄の宝物の一つと言える

▼7月1日は「童謡の日」。それぞれの心の中に思い出に残るメロディーがあるだろう。大人になって改めて聴いてみると、歌詞の意味や世界観など新たな発見もある。家族や友人と童謡に親しめば、会話の世界を広げるきっかけになるかもしれない。