一向宗法難事件 (いっこうしゅうほうなんじけん)


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 1854年と76年の2度にわたって一向宗(真宗)の布教者と信者が弾圧を受けた事件。一向宗は、当時キリスト教と共に禁止の対象。54年の事件の首謀者は仲尾次政隆で、76年には備瀬知恒、共に八重山に流刑になった。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)