杣山問題 (そまやまもんだい)


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 廃藩置県後、王府時代の杣山の扱いをめぐって起きた官民の対立。沖縄県・明治政府の官有地化の方針に対して、謝花昇は民有論を主張したがしりぞけられた。土地整理事業を経て1906年「沖縄県杣山特別処分規則」が公布され、決着をみた。

『最新版 沖縄コンパクト事典』2003年3月・琉球新報社発行、2,415円(税込)