【PR】<琉球新報×沖縄タイムス合同企画>11月1日は琉球歴史文化の日




沖縄は、長い歴史の中で、祖先への敬い、自然への畏敬の念、

他者の痛みに寄り添うチムグクルを育むとともに、

古来、アジア諸国との交易を通じて多様な文化を受け入れ、

洗練された独自の多様な伝統文化を創り上げてきました。

11月1日、この日を「琉球歴史文化の日」と定め、

沖縄の歴史と文化への理解を深めると同時に、

新たな歴史と文化を創造していくためのきっかけとしていきます。



沖縄県の歴史文化について


伝統芸能


 かつて琉球王国だった沖縄は、中国や日本、東南アジアの影響を受けながら、自分たちの芸能をつくりあげてきました。沖縄の伝統芸能は、「宮廷芸能」と「民俗芸能」の二つに分けられます。「宮廷芸能」とは、中国からやって来る使いの人たちをもてなす歌や踊りで、首里城を中心に行われました。「組踊」や「御冠船踊」などがあります。一方、「民俗芸能」は、沖縄の各地域の年中行事や祭りの時などに行われるもので、「獅子舞」や「エイサー」、「民謡」などがあります。このように、沖縄は昔から芸能のさかんな地域であることから、「芸能の宝庫」ともよばれています。琉球王国時代の文化が、今でもしっかりと受けつがれています。

 

工芸


 沖縄には長い歴史と風土に育まれ、磨き上げられた数多くの伝統的な工芸品があります。熟達した職人の手わざとして今日に受け継がれ、離島県の地理的特性を反映し、地域性を色濃く有していることが大きな特徴となっています。織物、染物、漆器、陶器等、様々な工芸品がありますが、本県の工芸文化は、14~15世紀頃の海外交易時代に先人達が世界的規模で活動したことが基盤となって形成されております。海外から伝来した技術技法は、やがて本県の気候風土に育まれながら、人々の暮らしに生かされ、地域性と固有性に勝れた工芸文化として発展しています。

 


食文化


 沖縄の食文化は、長い歴史や諸外国との交流の中で、人々の生活に根付いて育まれてきました。歴史をたどると、琉球王朝時代に中国の冊封使や薩摩の在藩奉行等を饗応するための料理が生まれ、調理技術や作法等を洗練させて宮廷料理が確立し、明治以降、一般家庭にも広がりました。また、亜熱帯・島嶼の厳しい自然環境のもとで、手に入る材料を用い、知恵を絞って創り出された庶民料理は、中国より伝わる医食同源の理念にかなったものであり、今日でも「クスイムン」「ヌチグスイ」として生活に根付いています。

 また、沖縄には、中国から伝わった多彩な年中行事が多く行われています。年中行事では、親戚や地域の人が集まり、みんなで行事料理を食べることで、人や地域をつなぎ、絆を再確認することができます。


琉球歴史文化の日ホームページはこちら

https://ryukyubunka.jp



ごあいさつ
 


沖縄県知事 玉城デニー

 はいさい、ぐすーよー ちゅーうがなびら。

 沖縄県では、今年3月、琉球歴史文化の日条例を制定し、11月1日を「琉球歴史文化の日」と定めました。

 沖縄の先人たちは、長い歴史の中で、祖先への敬い、自然への畏敬の念、他者の痛みに寄り添うチムグクルを育むとともに、古来、アジア諸国との交易を通じて多様な文化を受け入れ、組踊を初めとする芸能や漆器などの工芸、琉球料理や泡盛などの食文化、空手や染物など、多岐にわたり洗練された独自の多様な伝統文化を創り上げてまいりました。そして、これらの文化を支えに、幾多の世変わりの中にあっても、その都度困難を克服してきました。

 また、令和元年度の首里城焼失は、県民のみならず国内外のウチナーンチュに、先人達が歩んできた歴史と築き上げてきた文化が心のよりどころとして深く根付いていることを改めて気付かせることとなりました。

 沖縄(ウチナー)文化の継承発展を図るためには、先人たちが創り上げてきた歴史文化への理解を深め、故郷への誇りや愛着などにあふれた、ウチナーンチュとしてのアイデンティティーを形成することが最も重要であると考えております。

 今年度は、琉球歴史文化の日の認知を高める取組として、しまくとぅばを使った琉歌や、沖縄の歴史文化をテーマにした写真キャッチコピーコンテストを開催し、多くの皆様に御参加いただきました。琉球歴史文化の日条例の制定を契機に、県民の皆様が歴史文化に触れ、理解を深めるきっかけづくりにこれからも取り組んでまいります。

 本日開催する琉球歴史文化の日制定記念式典は、新型コロナウイルス感染症の再拡大抑制のため規模を縮小して行い、その模様をオンラインで配信することとしました。式典では、国内外のウチナーンチュの皆様に撮影していただいた「世界の風景でかぎやで風動画」と実演とのコラボレーションやコンテスト受賞者の表彰、琉球歴史研究家・上里隆史氏による記念講演、沖縄空手の演武などを行います。是非、多くの皆様に御覧いただきますよう御案内いたします。

 いっぺー にふぇーでーびる。

令和3年11月1日




琉球歴史文化の日制定を祝して
《新たな歴史と文化の創造へ》









〈お問合わせ〉

文化観光スポーツ部 文化振興課

住所:〒900-8570 沖縄県那覇市泉崎1-2-2 行政棟8階(南側)
電話:098-866-2768 FAX:098-866-2122





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