ヒカンザクラに純白の花? 3年前から咲くように 造園土木会社「将来は紅白の桜が楽しめるように」


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ヒカンザクラとみられる白い桜=10日、名護市辺野古の仲嶺造園土木

 【名護】沖縄県名護市辺野古の仲嶺造園土木(仲嶺眞宏社長)の敷地で真っ白の桜の花が咲いた。断定はできないが、ヒカンザクラとみられる。通常のヒカンザクラと合わせて「紅白の桜が楽しめる広場を造りたい」と期待を膨らませている。

 桜は6年ほど前に県内の愛好家から譲り受け、3年ほど前から真っ白い花が咲くようになった。つりがね型の花が咲く点や花びらでなく花ごと散る点などから、ヒカンザクラの可能性が高い。現在は接ぎ木をするなどして、白い桜の木を増やしている。同社の崎浜秀也専務は「手軽に育てられる白い桜の木をつくりたい」と意気込んでいた。