お手玉500個など屋良幼小に贈る 元幼稚園教諭の比嘉さん「子どもたちが遊んでいる姿を想像して作った」


社会
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比嘉初子さん(後列)とお手玉を前に笑顔を見せる屋良小学校と幼稚園の子どもたち=16日、嘉手納町の屋良小学校

 【嘉手納】元幼稚園教諭の比嘉初子さん=北中城村=が16日、嘉手納町立屋良小学校の児童と同幼稚園の園児らに手作りのお手玉500個と縄跳び縄を寄贈した。

 比嘉さんの教諭仲間である伊波智子さん=嘉手納町屋良=の声掛けで実現した。かわいらしい和柄や目にも楽しい車やサンタクロースの柄など、色とりどりのお手玉に子どもたちは大喜びの様子だった。

 比嘉さんは退職後、生まれ育った北中城村や勤務していた中城村の幼稚園や小学校などにも寄贈してきた。小さな児童でも扱えるよう軽量化したり、目の不自由な児童でも楽しく遊べるよう中に鈴を入れたりし、工夫を凝らした。比嘉さんは「子どもたちがニコニコしながら遊んでいる姿を想像して作った。活用していただければうれしい」と述べた。