水遊び広場に巨大滑り台も♪ 「道の駅ぎのざ」が人気


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 【宜野座】4月22日は「道の駅の日」。宜野座村漢那の道の駅ぎのざに2018年4月、充実した機能を備えた観光拠点施設が完成した。これまで特産品加工直売センターが主軸だった道の駅が装い新たにオープンし、宜野座村の魅力が詰まった観光名所として評判となっている。「休憩に立ち寄る場所」というイメージを覆し、道の駅の新たなスタイルや価値観を広く浸透することに成功した。

人気の水遊び場で楽しむ子どもたち=宜野座村漢那の「道の駅ぎのざ」

 道の駅ぎのざは本島東海岸で初の道の駅で、県内第1号の「重点道の駅」に選定されている。多くの子どもたちが水遊びをする光景が目を引く「水遊び広場」がメインスポットだ。広々とした風光明媚(めいび)な環境の中で、水深10センチと幼児でも安全に水と親しめる。無料で予約も不要。時間制限もなく、シャワーを使用しない着替え程度なら、更衣室も無料で提供されている。水遊び広場の人気は口コミやインターネットで広まり、県内はもちろん県外からの観光客も多く、大型連休を目前に問い合わせが増えている。

 もう一つの目玉が宜野座村のゆるキャラをテーマにした「ぎ~の君ランド」。巨大な滑り台やさまざまな遊具が完備された公園で、子どもたちも大喜びで思いきり体を動かして遊べる。近年のコロナ禍で県や国から利用制限の要請が続いていたが、全国的にまん延防止等重点措置も解除となり、最近は来場者も回復傾向にある。大型連休は混雑も予想される。

 行政と連携した宜野座村観光協会も施設内に拠点を構える。宜野座村についてさまざまな問い合わせが寄せられるという。「屋外で健康的に遊びを楽しむことを目的にしながら、食事やショッピング、宜野座村の道の駅で過ごす有意義な時間を満喫してほしい」と来場を呼び掛けている。問い合わせは、宜野座村観光協会(電話)098(968)8787。
 (池辺賢児通信員)