
【南風原】南風原町本部の大城敦史さん(42)の自宅で、数十年に1度しか咲かないとされるアガベ・アテナータの花2株がこのほど開花した。家を建てたのに合わせて6年ほど前に造園業者から購入したものだといい、大城さんは「ちょうど子どもが生まれたばかりでもあり、めったに咲かない花が咲き、記念になった」と喜んでいる。
大城さんによると、花は昨年12月末ごろから咲き始めた。旅行が趣味という大城さんは、ギリシャのサントリーニ島でアガベが植えられているのを見て気に入り「自分も植えてみたい」と思い立ったという。
花が咲く数週間前の昨年12月10日には長女の希莉ちゃんが生まれたばかり。大城さんは記念にしようとアガベの花の前で妻の陽代さん(38)と希莉ちゃんの写真を撮った。大城さん夫婦は「タイミングが良く、縁起がいい。今後もアガベの花を育てたいと思う」と笑顔で語った。