
【伊江】寒気の影響で気温が下がり、冬らしい冷たい風が吹き付ける中、伊江村内の農耕地や海岸には冬に咲く菜の花(方言名・マーナ)が咲き誇り、村民や民泊で訪れた生徒たちの目を楽しませている。
12月末ごろから徐々に咲き始め、今では村の至る場所で目にする。高さは20から60センチまでに成長する一年草。黄色の小さな十文字の花が咲き、畑一面に“黄色のじゅうたん”が広がる。
ポカポカ陽気に誘われミツバチたちも蜜を吸い活発に動き回っている。
若い葉は湯がいてチャンプルーやあえ物として食卓に並び、居酒屋のメニューとして観光客からも人気がある。マーナの見ごろは当分続きそうだ。
(金城幸人通信員)